6月25日トレーニングレポート「クロス」〜フォーカスコーチング〜
こんにちは!
6月25日はクロスをトレーニングしました。
「今日はクロスの状況をトレーニングします。どんなことが必要?キーファクター(意識しなければならないこと)はなにがある?」
今日どんな状況をやるか先に伝える時もあれば、トレーニングの中で気づいて欲しい時もあります。
先に伝えることで、選手は状況をイメージしながらトレーニングに入ることが出来ます!
まずはウォーミングアップで基本スキルです。
キャッチング、ステッピング、ローリングダウンをこなすのではなく、目の前の一本にどれだけ試合をイメージ出来るか!?
リアリティを追求していこう!
細川コーチがボールを捉える位置についてフリーズ。
最短距離でボールにアタックするために、踏み込みであったり、上半身の角度を押さえました。大事なことは全員で共有。プレーを止めてでも伝えたい大切なことです。
そして、2グループでジャンプ&キャッチの空中姿勢にフォーカスして行いました。頭の上でボールに触れると力が入らず、相手に負けてしまいます。必ず自分の前方でキャッチ。
言葉にすると簡単ですが、身体の動作だと難しいですね。ですが、これが基本の基本です。これが出来なければ、結局こぼしてピンチになってしまいます。
ひたすらジャンプ&キャッチ!1週間のチームトレーニング分はトライしていると思います!
今回は空中姿勢が改善できればそれで良しです。それがフォーカスコーチングであり、育成年代では必要なことだと考えています。
複合的にトレーニングも行うことは出来ますが、選手の理解が追い付きません。
例えば、シュートストップのシチュエーションとクロスのシチュエーションを一緒の時間でトレーニングしたとします。
最後に「今日のテーマは何だったと思う?」「今日やりたかったことは何だと思う?」と聞いた時に、選手によってシュートストップ、クロスと分かれると思います。それでは分かりずらいかなと思います。
で、結局コーチはどっちをしたかったんですか?と選手が考えたなら、コーチの意図したことは伝わっていますか??
そして色々な事をやっても子どもはそんなにたくさん覚え切れません。大人ほど記憶力もありません。長時間トレーニングして、色々な事をやる程体力も集中力もありません。
中学生くらいまでは分かりやすくてトレーニング内容で良いと思います。GKコーチが意図した状況でGKトレーニングして、たったひとつ持ち帰ってくれたら良い。それの繰り返し。だから継続なトレーニングが必要なのです!
楽しかった!そう感じてもらう事が大前提ですが、「出来なかった事が出来るようになる」これがトレーニングの目的だと思っているので、楽しいだけではダメなのかなと思います。上手くなっても楽しくなければ続きません。
だから、今日はこれが上手くなった!昨日分からなかったこれが分かった!楽しさの中でそう感じてもらいたいですね。
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