7月30日GKトレーニングレポート「ブレイクアウェイ」
こんにちは!
今回はブレイクアウェイをテーマにトレーニングしました。その中でも、GKの目の前に相手がいてブロッキングをたくさんトライする状況を想定してやっていきました。
まずが中学生グループからです。
アプローチしながらコーンゴールを守っていきます。ここで大事なことが前に詰めて相手にプレッシャーをかけることです。相手との距離感だったり、準備が間に合うようにしていきましょう!
次は実際にボールを動かしながらやっていきます。
こういった状況では、スタンディングブロックやハードルブロックが有効なことがあります。
「待つ」ことも選択肢ですが、出来る限りボールをゴールに近づけないようにプレーすることが求められます。そして待つことは相手にシュートを打たせる、先手を取られている状態なので、受動的なプレーしか出来ません。積極的にゴールキーピングすることも覚えていきましょう!
「待つ」ことも判断ですし、ブロッキングも判断です。どちらもゴールを守ることに必要なことで、どっちの方が良いのではなく、なんで自分はこのプレーを選択したか?を考えることの方が大事ですね!
今回はブロッキングがテーマでしたが、相手のゴールチャンスを奪うために、フロントダイビングも使っていきましょう!ブロッキングのトレーニングをすると、身体に当たりやすく、「守っている」と錯覚しますが、セカンドボールが必ず生まれます。
だったら、チャンスがあれば奪って攻撃につなげよう、という考えを持っていきましょう。ゴールキーパーは相手に自由にプレーさせない、先に仕掛ける動作も必要です。
次は小学生グループです。
こちらもブロッキングをたくさんトレーニングしました!
ブロッキングは、相手が遠いとまっっったく効果的ではありません。これ本当に大事です。
だから、キーパーがブロッキングを選択したら勇気を持って前に出よう!そうした方が顔にも当たりづらく恐怖心も減ります。たくさん試して慣れていこう!
全体でフォームの確認。いい判断でアプローチしてもフォームが悪ければ、身体に当たる確率は下がります。
出るか出ないかの判断は柔軟な方がいいと思います。これは戦術的要素です。
ですが、出た場合のフォームなどは技術的要素なので決まりきった形を覚えます。身体が覚えるまでやっていこう!
最後がゲーム形式でやりました!
どこにボールがあって、どこにゴールキーパーがポジションを取るのか?
0.1秒の世界なのでちょっとのズレで大きく結果は変わってきます。ぜひチームトレーニングで活かしてください!
以上です、お疲れ様でした!
本スクールでは、「スクールたより」というものを毎回配布しています。オフ・ザ・ピッチのことを中心に書いています。今回はお試しで載せています。
福岡ゴールキーパースクールから17年ほど見てきましたが、継続は力なり。
僕自身、数が増えていくのが楽しみです。笑
キーパーを学びたい!という選手の体験を待っています!
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